グレナディアーズ6~馬群捌き

我が愛馬グレナディアーズ(以下グレナ君)が9月13日の阪神競馬9R鳥取特別ダート2000に出走した。今回は10頭と頭数も手頃になった。その分人気が集中することは予想された。最終的には1.7倍の断然の1番人気に押された。
レース前の記事に書いたようこの中間はとにかく行きたがるグレナ君をコントロールする調教に徹していたと思う。速い時計も1週前に出すことでテンションの高さをレースに持ち込ませないようにしていた。ここ4戦全てそうしている。青梅特別や宮崎特別のレースを見ても今のグレナ君の課題は折り合いである。距離延長、少頭数かつ単騎逃げが予想される今回の最大の焦点もそこにあった。
馬体重は+6kg。京都で勝利したときと同じ馬体重だ。パドックでは少し煩い仕草は見せたがいつも通りだ。それよりも最後尾の馬からさらに距離を置いて前後に馬が近づかない状態で周回していたのが印象的であった。これも陣営がグレナ君のテンションを上げないよう配慮しているのだと思った。

レースが始まった。予想通り②タイセイバスターがハナをとり、内から①オウケンゴールドが番手をとる、と思いきやオウケンがハナを主張した。グレナ君はサッとその内に入り私がレース前に描いた通りの位置を確保した。外をマズルファイヤーやワースムーンが位置どった。オウケンが主張したからか前の3Fが35秒9とこのクラスでの平均ペースとなった。このあたりが下り芝スタートのダート2000のペース読みの難しいところだ。
問題は折り合いだと先に書いた。レースのリアルタイムでは画像で見るかぎりそれほど首を上げたりしていなかったように見えた。だが後ほどもう一度見ると北村騎手はかなり引っ張って抑えている。相当苦労したようだ。4F目からペースが落ちたことも影響しているのだと思う。北村騎手は4角を周るまで手綱を引っ張って抑えていた。
4角から最後の直線にかけて徐々に外目に出した。京都と同じだ。しかし外にはワースムーンがいた。当然騎乗の浜中騎手は開けてはくれない。さらに外からタガノプリンス「が来る。内にはマズルファイヤーが前にいる。そんな状況下マズルとワースの間に隙が出来た。そこに北村騎手はグレナ君を入れた。馬群を割ることに躊躇もなくグレナ君は突っ込みクビ差勝利した。

勝ったにもかかわらず北村騎手への批判がけっこう多いようだ。というかもっとリーディング上位の騎手を希望すると言うことなのだろう。だが今回も含めて私はミスはなかったと思う。当初より最後の直線まで我慢はさせるつもりだったと調教内容からも思う。そうであれば内に入れて我慢させる競馬は至極当然だ。そういう競馬である以上外を蓋される可能性は常に付きまとう。それをどう対処するかである。
今回の場合はワースムーンが完全に前に出た時点で外に出す機会もあった。だがそれをせずに馬群を割る競馬をさせたことでグレナ君の可能性をより広げたと思う。内で我慢する競馬をする以上こういった競馬がクラスが上がると増えるであろう。外に出しても届いたかもしれないが、レース内容としてより可能性の幅を広げるものであったと私は感じる。これは人馬がともに戦ってきたから出来たものであろう。
何度も書くが私は北村騎手でなければと思っているわけではない。だが少なくとも北村騎手はきちんと厩舎の意図を汲んで騎乗し、そしてそのとおりの競馬を実際している。今のところ何の落ち度もない。むしろ癖馬であるグレナ君を乗り替わりで機嫌を損ねる危険性を考えれば替える必要はないとも思う。まだまだ課題の多いグレナ君であるが故このコンビでやるべきことはあるのではないかと私は思うのだが。

見た目は辛勝だが着差以上に強い競馬をしたと思う。だが距離的にはここが限界なのだとも思う。やはり内で馬込みに入れ最後抜け出す競馬が今のところ良さそうだ。そうなれば宮崎特別のようなことはあるかもしれない。だが精神的なものが崩壊するときの方が惨敗がありそうな気がする。この時期に一本調子な馬にしないためにも中距離を折り合う競馬でこなせるよう番組選択をした方が良いのではないだろうか。
この後は短期放牧のようである。また調教師コメントよりこの距離より短いところを今後使っていくようだ。中間の坂路タイムのラップを見ているとここ4戦段々テンションが上がってきている感があるので放牧はいいのではなかろうか。おそらく京都開催の中~後半で復帰になると思う。さらに成長したグレナ君を見れることを楽しみにしたい。

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