マルムーティエ~3月5日阪神1R3歳未勝利戦を前に

我が愛馬マルムーティエ(以下ムーちゃん)が3月5日の阪神競馬1R3歳未勝利戦牝馬限定ダート1400に出走する。前回3か月の休養明けで京都の芝1600の未勝利戦で前向きさを押さえていいところなしで1.8秒差の15着に敗退した。権利がないので間隔を開けるためとNFしがらきに出されたものの10日で帰厩するというドタバタである。しかもそこから2週間満たないでの出走となる。
しがらきでも緩められずに乗られていたようなので体自体は問題はないだろう。だが馬体減りした前走からの回復はあまり見込めそうにない。ダートなら馬体重の増加が必要だと感じている。牝馬同士での争いだからまだいいがやはりダートは馬格があった方がいい。だがこの臨戦過程なら多くは望めないと思う。
調教も2本追いの追い切りを22日26日1日と3回追われているのだが最終追い切りは一杯表記で久しぶりの良馬場にもかかわらず坂路で54秒2、1F目は14秒8だ。夏の新馬前の追い切りで同じ坂路の良馬場で始め1F14秒4で加速ラップで52秒7とまとめていたことを考えれば抜群とは言えない。
いくつか原因が考えられる。冬が良くないとか馬体重が減っているのが良くないとか、あるいはここまでの経過にムーちゃんが戸惑っているのか、とにかく今ベストの状態で出ていないと私は感じる。といっても未勝利の身であるので調教師の策を信じるしかない。

今回キレない脚のムーちゃんをダートに変えてきた。これは少なからず出資者の意見で見られたものである。まあ姉がダート短距離で勝っているので単純にそう思う方もおられるであろう。だが姉グリューヴァインは1月の未勝利戦で勝利した際追い切りで1F目13秒3で入り3F目に最速12秒3を出し全体を51秒8という脚を見せている。最終追い切りも52秒9だ。
対してムーちゃんはこういう速い時計はデビュー前に一度見せただけである。その後も加速あるいは加速気味のラップを出し、トップスピードに乗るまで時間が掛かることを示している。初速が速ければおそらく加速ラップ気味に走るので全体の時計は速くなるのだろう。だが坂路1F目が14秒4では限界がある。
坂道を自転車で登るのに変速機付き自転車でローギアとハイギア固定で2台同時にスタートを切らせたら漕ぎ手の能力が等しければローギアの方が速く登るであろう。ムーちゃんは跳びが大きめのハイギアな仔なのである。もちろんハイギアでも丸太のような脚をもってパワーを出せればある程度克服は出来よう。だが坂路が湿ると露骨に1F目が遅くなるムーちゃんは現状ではそういった馬力は持ち合わせていない。
ではそれでもダートならどういう戦略を立てるのかという話になる。ハイギアのままスタートするならスタート直後に上り坂があるといきなりスピードに乗れなくなる。だが逆に下り坂ならそれでも加速が出来ることは想像がつくであろう。さらにスタートが芝なら路盤が硬く非力でもスタートダッシュが出来る。ダートスタートの場合やはり馬力がなければ前に加速できない。
それゆえ私は前回のレース後の記事で阪神か中京のダート1400ならと書いた。もう一つ言えば中山のダート1200もそれに該当するのだが自ブロック制で出走は難しいので書かなかった。阪神中京ダート1200はダートスタートなので良くないと思う。1400にしてもおそらく早いスタートを切る可能性は少ない。前向きさで二の脚を使い下り坂を外から加速するというのを念頭に置いて何とかなるかもと書いている。

将来は別として現状でダートは厳しいと私は感じている。かなりの運を要すると思う。枠は外目がいい。特に自分よりすぐ内にオロマトップレディー・スーサンゴー・ヤサシサといった先行力のある有力馬がいて欲しい。さらに切れ味がありそうなピカロは最内にいて欲しい。これに被せられると終いになるからだ。
流れはあまり速くならないだろう。ということは内に入れられると団子になる可能性がある。調教師コメントである砂を被ったときの心配もあるし外から被された時の進路の切り返しは砂では芝以上にきついはずだ。再加速という事態だけは避けなければならない。
メンバーレベルは5段階のDだ。ただし初ダートの馬も現状の能力ではムーちゃんよりも高い指数を示す馬が2頭いる。とはいえそう強力なメンバーではない。上述した4頭(④ピカロ⑨ヤサシサ⑩スーサン⑮オロマ)がダートで勝ち負けできる指数を示している。また②ティアドーロ⑫サンチャゴボラーレ⑬ファームフェイスあたりがダートで変わり身を見せる可能性があるだろう。2戦目でムーちゃんに後塵を拝したスーサンゴーがこちらでは大威張りだ。ちなみにこの馬も2歳11月の時点で1F目13秒2で坂路51秒3という時計を3F目最速で出している。
ムーちゃんが芝と同等の指数をダートで出せるなら勝ち負けできるレベルだと思う。だから一部出資者が意見したようダートが向いているのなら好勝負になるはずだ。だが現状で見える情報で判断する限り厳しい。今回少し救いとなるのはスタートが速い馬が少ないということ、そして逃げ先行を得意としている松山騎手が按上だということだ。結構な確率で行った行ったのレースになる確率が高いのでコース形態を利用して早いうちに先頭集団に取り付く競馬を見せていただきたく思う。
と書いたところで枠順が発表されムーちゃんは5枠8番となった。かなり運が悪い。ピカロは3枠4番と内に入ってくれたが、問題はそのすぐ外に⑨ヤサシサ⑩スーサンゴーがおり大外⑮にオロマがいることだ。この枠順は間違いなく外から被される展開になる。おそらくインで競馬をさせられることになる。インの競馬で勝機があるとすれば壁が2枚以内くらいの位置取りまでで序盤を進めることが出来たうえで終始ピカロをインに押し込める競馬が出来るかだ。
前走の脚質および按上を考慮すれば大外のオロマが逃げを主張するだろう。これが内に切れ込み⑨⑩がそれに被され脚色を少し落とすことになる可能性が高い。もしチャンスがあれば⑨⑩の後ろから外に出す競馬が出来れば勝機が出るかもしれない。だがこちらの方が運の要素が高そうだ。他の外の馬が続いてこないという前提がつくからだ。芝スタートなので⑬あたりもゲートから出てくるかもしれない。

調教・ここまでの経過・ダート適性・枠順など悲観的な材料が多い今回だがどうかそれを裏切る結果となって欲しいと思う。メンバー的に掲示板ぐらいは載る実力はあると思う。多少の運が味方すれば勝機も見えるはずだ。ダートという前提ならば今回はいいコースとやりやすいメンバーだとは思う。それでもどうにもならないのならやはりダートは現状厳しいのだと思う。それを見極める一戦となるだろう。頑張りを期待したい。

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