グルーヴィット~京王杯SCを前に

我が愛馬グルーヴィット(以下グル君)が5月16日の東京競馬11R京王杯スプリングカップ(GⅡ)芝1400に出走する。前走の高松宮杯G16着以来の競馬となる。

前走は短期放牧明けではじめてのスプリント戦となった。関西圏のレースではそれまで連対を外したことの無いグル君で中京は重賞で1・2着と好走歴があるコースだった。調教もいい内容であった。
メンバーはさすがにG1で揃っており5段階のAだ。先行気配は3頭いたがそれ以外はあまり行く気配が強くない。3頭が競るかどうかが流れを決めそうであった。
グル君は4枠7番だ。だが外に上述の3頭がおり、さらに⑧が先行脚質であった。ということは被されてのスタートとなり後方からの可能性が高いことが予想されたことはレース前の記事にした。
馬体重は494kgで―2kgだ。馬場は雨が残り重馬場だ。これはありがたい。京成杯AHを見れば時計が速すぎるのは良くないと想像された。まして初めてのスプリント戦だ。しかも被されての後方スタートとなればなおさらだ。
レースが始まった。予想通り後方のスタートとなる。前は⑯が単騎逃げとなる。レースの前3Fは34秒2とあまり速くない。序盤はインを進む。
岩田騎手なのでこのままインを突くのかと思ったのだが4角で外に出してくれる。レース前にも書いたと思うが前と外に馬を置いていい結果が出たレースはない。
直線入り口には藤沢厩舎の2頭が前と外にいた。その後ろからさらに外に出そうとする。前に⑧外に⑰と囲まれた状態になったが⑧には脚色があり外の⑰と脚を併せる。その際少し馬体が衝突する。それでも脚色を衰えさせることなく追い上げ0.3秒差の6着となった。

初めてのスプリントG1挑戦でこれなら好走と言ってもいいと思う。その原因はひとつは馬場だ。雨の影響が残り内が伸びない馬場であった。そのおかげで外に出した馬特に⑧より外に出した馬が33秒台の脚を使えた。岩田騎手の馬場読みが的中したのだと思う。
さらにレース展開も味方した。グル君の前3Fは35秒8だ。このペースなら前半に脚を使わなくて済む。結果上がり2位の33秒2の脚を使えた。外に壁があっても脚を使えたのはブリンカーの効果だろう。

おそらくグル君の前3Fの限界は34秒台半ばだと思う。その脚を使い続ければおそらく脚が持たないのだろう。だから35秒台半ばくらいで前半を流せば上りに脚を使えるのだと思う。
スプリント勝負で時計が掛かった方がいいというのはグル君の場合息が入る流れの方がいいというのが私の判断だ。だから当然距離があった方がいい。マイルはともかくレースの流れ次第では1800や2000でもやれる可能性はあると私は考えている。
だがニューイヤーSの負けは理解が出来ない。これを右回りのせいとするか関東の前乗りが良くないとするか、それとも迷手ミナリクのせいなのか、それは今後を見ないとわからない。

レース後ここを見据えて短期放牧に出され4月24日に帰厩した。そこから坂路で4本時計を出した。最終追い切りは51秒5-12秒6だ。ラスト1F失速は気になるが8:40分のハロー掛け後で馬場を考えたら仕方がないのかもしれない。
府中の1400というのは上って下ってまた上るコースだ。当然テンが速くなりにくい。競馬をある程度やっている人ならご存知だと思うが1400の芝がある5つの競馬場で明らかにマイルよりの競馬場とスプリント寄りの競馬場がある。
東京・京都というのは前者で上りの競馬になりやすい。一方新潟と阪神は前で脚を使わされ辛抱強さが問われるスプリント延長型のコースだ。中京はその中間といったところだろう。

ということでグル君には向いているとは思う。だが問題は輸送だ。NHKマイル遠征時にくらやみ祭りの太鼓音を聞いたグル君はひょっとすると前乗りするとそのことを思い起こすのかもしれない危険性がある。
ちなみに2019年の東京競馬場の成績は関東馬が勝率・連対率・複勝率で6.6-13.4-20.3%だ。一方関西馬は10.6-20.3-29.2%だ。当然ながら関西馬の圧勝だ。だが昨年のNHKマイルの日に限定すれば4.9-9.8-14.6%となり関東馬の7.5-14.9-22.4%に完敗なのだ。
その前の年は関東馬7.9ー15.7ー22.0%に対して関西馬は5.4-10.8-21.6%だ。昨年ほどではないが決して勝っているわけではない。因みに本年は祭りが中止だった。下級条件は移動できないので参考外かもしれないが関西馬が14.3-28.6-28.6%で東の6.7-13.5.20.9%を圧勝している。
NHKマイル自体は勝ち負けできるような競馬内容であったがその後の遠征した3戦は明らかに調子が出ていない。2戦目で勝利したことも考えれば東京というコースが合わないというよりは遠征がダメな可能性はあるかもしれない。

今回13頭立てと頭数が落ち着いた。しかも先行気配が薄い。これはチャンスがありそうだ。雨予想も有り、馬場が悪化する途中なら外差しが効くはずだ。実際そのような天気予報だ。
メンバーレベルはそれでも高く5段階のAと評価する。だがグル君はその1番手評価の中にいると私は判断している。引いた枠は2枠2番だ。13頭立てなら前が詰まる危険性は減るがあまり嬉しい枠ではない。
6枠に先行気配の馬が集まった。近走先行しているストーミーシーも5枠7番だ。このうち6枠2頭は同じ上原厩舎なので競らないだろう。理想はインのポケット3番手だがゲートで後手に回るならうまく外に出す競馬をするしかない。
今の天気予報通りなら重馬場以上の馬場でレース中も降雨でインを開けて周る展開になる可能性が高い。当然外有利の馬場だ。だが雨がやんで乾きだしたらインが有利となる。その見極めが重要となる。

按上はミルコ・デムーロだ。2戦目以来の騎乗だ。というかこの1年キャロットにはあまり騎乗していない。サートゥルナリアの乗り替わりが顕著な例だ。本年に入って5鞍目だ。
昨年の5月15日から本日までの騎乗574鞍のうちキャロットは9鞍しかない。勝率22・2%連対率33.3%複勝率44.4%と成績はいい。また騎乗1位が社台RHで32鞍、2位がサンデーRで21鞍、3位がシルクで20鞍なので社台系がNGというわけではない。キャロットとの関係が微妙ということなのだろう。

まず気がかりなのは前日泊を伴う遠征がどうかということだ。そのうえで2枠2番を馬場状態を見極めながらどう戦略を立てるかが焦点だろう。
もうすぐ賞金計算されていた中京記念から1年経ってしまう。フルゲートを超えるレースで除外されないためにもここは最低2着が欲しいところだ。
勝機は十分ある。雨予想もおそらくプラスだろう(あまりひどい馬場だとわからないが)。コース形態も予想展開も合っていると思う。ブリンカーも効果ありそうなので多少の被せくらいなら対応出来そうだ。いい結果が出てくれることを期待したい。



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